穴が開いたアイマスク

視るときの筋力を鍛えましょう、というアイマスクがある。見かけはただのアイマスクだが、実は小さい穴が数個、瞳の辺りに開いている。

ピンホールアイマスク

「目を元気に!見える・休める・眼筋体操とアイケアのための3つの要素を追及した商品」
「目の疲れを癒す。ネミールを着けてピンホールから見ると自分で焦点を合わせる必要がないので緊張感がほぐれる」・・・というもの。

「眼筋力アップ」と書かれている通り、確かに筋肉が鍛えられる実感はある。この穴から見ると、今まで読めなかった小さい字も、確かに読めるようになる。

とはいえ、残念ながら「ここまでか・・・」という限界を感じるようになり、徐々につけなくなった。今でもたまには着けるが、老化と共に見えづらくなっている。これが現実。

実は、視力回復の目的以外に重宝していることがあって、長年愛用している。「普通のアイマスクとは異なり、ネミールは内側のスペーサー構造(高さのある縁)により、まぶたへの圧迫感や装着時の閉塞感もなく、まばたきもできる」

つけたまま眠ってもストレスがない。ということは、夜行バスや飛行機の移動など、ちょっと寝たいときに使えるのだ。周りからはただのアイマスクに見えているが、こちらからは穴が開いてるから、実は見えているし、自由に動くことも出来る。

ちなみに、この「アイマスク」の元祖考案者は、本人が言っているのが正しければ「見るだけで視力がよくなる本」の著者、中川和宏氏だ。真ん中に穴を開けたって意味がない、横一列に開けるから効果があるんだ、と言っていた。

アイバランス

内側に貼ってあるスポンジが接着不良ですぐ取れたが。確かにこちらも効果を実感できる。横一列にこだわるのも理解が出来る。

個人的には、視力回復メガネ(プラスチック製のもの)に効果は感じなかった。アイマスクのほうが「なるほど」と合点がいくので、軽度の視力障害なら、ある程度の効果は期待できると思う。