肉体と意識の感覚のズレ
自分の中には「体」と「心」と「頭」の3人がいる、と言った古くからの友人がいる。
この3人の考えを常時一致させることで、良いパフォーマンスが得られる、と考えたらしい。
なんで片付けられないんだ? 菅野 結希 (著)
やる気はあるけど(頭)、面倒くさがって(心)、眠くなって寝てしまう(体)。
・・・という、わかるような、わからないような話。
シルバー・バーチの零訓の中にも同じように「三者」の記述がある。
「そもそも健康とは身体と精神と霊の三者の関係が健全であるということです」
シルバーバーチの霊訓〈1〉Anne Dooley (編) 近藤 千雄(訳)
私が伝えたいのは、私自身に「BODYとしての肉体」と「精神上の体」が、正面を向いたときに若干ズレている自覚がある、ということだ。
肉体(BODY)が正面を向いている。
自分(精神上の体)は当然、正面を向いていると思っている。
ところが、「思っている」ほうの自分は、実は若干右を向いていて、それを「正面」と信じて疑っていない。時計の針で例えるなら、0時 1分(短針=肉体=0時、長針=精神= 1分)みたいな状態。
常に若干のズレが生じているのだが、それを「正常」と勘違いしたまま49年生きている。
本人が気づいているのにも関わらず、まだ治せていないのだ。
このズレが、集中力の無さと、身体の左右差、そして視力の左右差を生じさせていると思っている。何をどうすれば治るのか、いまだにわからない。
常に探しているが、結果は私のこの体なので、まだゴールに至っていない。
シルバーバーチを読んだとき、そうなんだな。と妙に感じ入ったものの、なかなか難しいものだとも思いました。すべてが調和している時、それはどんな感じなのだろう。日々の暮らしの中に楽しみを見つけ、時折言葉を思い出して修正しながら生きる。私がやろうとして出来るのはそれぐらい。
きっと、できたときに、わかるのだと思います。