3D画像の立体視で視力は回復するか?

「目がぐんぐんよくなるミラクル3D」
ジョージ3 (著), 鴨下 恵子 (著), 吉田 憲次 (監修)

平行法と交差法でイラストが浮き出て見える3Dアートは、バランスよく目を使うことにより視力回復にも効果がある。(「MARC」データベースより)

…と書かれているが。

視機能に問題があると、立体視が成立せず、どう頑張っても絵が「浮き出たり」「引っ込んだり」などしない。
3Dに視る機能が働くから視力回復につながるのだろうが、3Dに視る機能がストライキ中のままでは、どんなに努力しても無理なものは無理なのだ。

見える人には、ちょっとピントの合わせ方を変えるだけで見えるらしい。
日常の景色すら「ひとつ」に見えていない私にとって、本に書いてある通りに見ようとしても、2Dのままだ。

「ミラクル3D」「マジカル・アイ」、現在に至るまで浮き出て見えたことはない。
もちろん、引っ込んで見えることもない。

「両眼視ができない」という時点で無理らしく、左右の視力に大きな差がある場合は、見える確率が低いようである。

「目玉は出力するためのハードウェア」と考えると、眼球を動かす筋肉に問題があるのか?
筋肉に問題がなければ、ソフトウェアの「脳」のほうか?

両眼視がかなう日 = 複視が治る日 = 3D画像が立体的に見える日 なのだと思う。
いつか叶うと信じて、年に数回、挑戦をし続けている。