気象病(気圧降下に伴う不調)

気圧の変化

気圧が低下すると体のなかのガスは膨張します。体の外に排出されない、あるいは排出できないガスは巡航中に膨らんでしまうため、患部や内臓を圧迫して痛みが出現したり、呼吸困難になることもあります。

https://www.jal.co.jp/jalpri/aircraft/environment.html

酸素濃度の低下

気圧の低下に伴い機内酸素分圧(空気中の酸素の圧力)も地上の約80%となります。呼吸器の障がい、心臓の障がい、脳血管の障がいや重症貧血などは酸素濃度の低下により影響を受けます。また、妊娠後期の妊婦や新生児にも酸素不足が悪影響をおよぼすことがあります。

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