痛みの種類
侵害受容性疼痛
炎症や関節の変形,軟骨の変性によって生じる。
(多発性の関節リウマチ痛など)
体性痛: 鋭い痛み 大脳の体性感覚野へ投射、局在がはっきりしている。
皮膚痛: 皮膚などの表面での痛み
深部痛: 靱帯,骨(骨膜),腱や筋肉(筋膜)などの痛み
体性痛を起こす刺激: 熱刺激・機械刺激・化学刺激
内臓痛: 鈍い痛み 投射部位はわからず、局在ははっきりしない。
神経障害性疼痛
中枢神経や末梢神経が損傷することによって起こる。
(糖尿病性神経障害など)
帯状疱疹後神経痛、糖尿病性ニューロパチー、腕神経叢引き抜き損傷、
反射性交感神経性ジストロフィー、幻肢痛、視床痛など
原因: 栄養代謝性、外傷性、虚血性、中毒性、遺伝性、 感染性、
圧迫/絞扼性、免疫性、腫瘍性、変性疾患など
心因性疼痛
感情やストレスなどによって起こる。
筋緊張性の痛み(緊張性頭痛など)、うつ病に伴う痛み、ヒステリー、転換性障害、
心気症の痛み。妄想性。幻覚性の痛みなどに分類される。